カナダの相撲切手

ゴールデンウィーク初日となる29日は自宅で久々に切手の水剥がしをしていました。たまにはいいものですね。最近は水剥がしするほど切手を貼った郵便物が来ないのが難点ですが、例えば風景印や小型印の記念押印を郵頼する場合には返信用封筒を同封するわけですが、そこに貼った切手を水剥がしするといったことはありえます(風景印や小型印を押印していない場合のみでしょうが)。いわば自家製使用済み切手ですね。個人的には使用済み切手は基本的に収集の対象外ではありますが、特にシール切手は10枚綴りの形でしか見ない事が多いため、これを剥がして単片の形で見るというのはそれなりに感動するものがあります。そして思うのです、最近の切手を使用済みで集めてる人って大変だなと。ある意味で未使用は楽です、郵便局で買ったらそれで終わりなので。

さて話題は大きく変わって、これは1998年6月5日にカナダで発行された大相撲カナダ公演の記念切手です。大相撲の海外公演は招待を受けて日本相撲協会が行うイベントであり、海外巡業とはまた異なります。これは力士の部分が立体的に加工されています。斜めにしたり、裏から見ればなんとなくわかるかと思います。

4月29日は昭和の日ですが、この日はそもそも昭和天皇の誕生日(天長節)です。昭和天皇は生前、相撲を大層楽しまれました。現在も曾孫にあたる愛子内親王が大変な好角家として有名であるなど、ご皇室と大相撲の深い関係は現代も続いています。