沖縄切手の投機に反対

今年の5月15日で沖縄の日本復帰から46年です。これをもって沖縄切手は発行を終了しましたが、そこに目をつけた良からぬ輩が沖縄切手は値上がりすると喧伝し、値段の釣り上げを画策したことは切手収集に対する悪印象を世間に植え付けました。そしてそれは、今も日本の郵趣界に暗い影を落としています。
特に当時、1958年発行の守礼門切手は値段釣り上げの標的とされました。投機に反対する立場から全日本切手商協会製造の名義で作られたのがこの模造品で、裏面は『模刻品』と書かれていますが、他にもいくつか種類があるようです。


切手じゃないけどね、これもまた時代を語る上で欠かせない郵趣アイテムと言えるでしょう。