沿ドニエストル共和国のロシア軍駐留30周年切手

今年(2022年)2月に始まったウクライナ戦争において、ウクライナではなく、ロシアを支援する切手を発行した国は皆無と思われ、ほぼ唯一の例外が5月24日にウクライナ東部の親ロシア派が自称するドネツク人民共和国が発行した『ナチズムの落日』です。それでも常にアンテナは張っています。例えばモルドバから事実上独立した親ロシア派の沿ドニエストル共和国の切手もチェックしていますが、今のところないようです。

とはいえ、ロシア軍に関連する切手なら今年に発行されています。これは7月29日に沿ドニエストル共和国より発行された、同国に駐留するロシア軍による平和維持活動の30周年を祝う切手です。

ちなみにこの切手、目打は印刷されているだけで、おそらくシール式です。ひっくり返して裏を見ると、ちょっと写真ではわかりにくいですが、縦に4本の線が等間隔に入っているので、おそらくここから剥離紙をめくれるのでしょう。