インドネシアの『TAIPEI 2023』切手

今年(2023年)8月11-15日に台湾・台北で開催された国際切手展『TAIPEI 2023』(第39回アジア展)ではインドネシア郵政ブースで切手展の切手を見つけました。全部でシートが7種類です。

このうち1枚目から5枚目は左下余白にDAY1~5と書かれていまして、まさかこれを会期中の5日間に1日1種ずつ販売していくんじゃないだろうなと危惧しましたが、全部まとめて売っていたのでそれを買いました。ちなみに1セット550元(約2,500円)でした。

今回は5日間日程のうち最初の3日間しか現地にいなかったので、毎日1種の販売だと4日目と5日目のは買えず、非常に中途半端になるところでした。とはいえ、最初の1~5枚は切手自体は同じで、周りの余白のデザインが違うだけなのですが。

6枚目は最初の5種の切手と比べて額面が半額の切手が2枚ずつ収められています。なので1シートの売価は同じ。

ここまでの6シートの目打をよく見てみると、真ん中タテの目打が二重になっている場合があります。裏にするとなおよくわかりますね。つまりこれは目打を左右別々に開けているということに他なりません。1~5枚目は2連を2回、6枚目は田型の目打を2回開けているのでしょう。うまく位置が合えばわからないのですが、いかんせんこうしてズレてしまうと目打を左右で2回開けていることがわかります。

最後の7枚目は2011年1月25日発行の十二支シート(2023年と同じく兎年)余白部分に『TAIPEI 2023』のロゴと『2574』という数字が加刷されたものです。この『2574』というのは『TAIPEI 2023』開催時の2023年8月における中国暦の年数です。さらに左下にある298/2000という数字も加刷されたものです。これを見ると1~6枚目は全部で3,000枚ですが、この7枚目だけは2,000枚しかないようです。

当日、現地で見つけた『TAIPEI 2023』切手は以上となります。あとは切手のようなラベルをとあるブースで入手したのですが、それは後日またご紹介することとします。