ソロモン諸島が中華民国(台湾)と断交したそうです。以前より、そろそろ台湾と断交して大陸のほうの中国と国交を結ぶのではないかと言われてはいましたが…まあ半世紀近く前に台湾と断交した日本がとやかく言えることではありませんな。
実は2016年に台湾で行われた国際切手展<PHILATAIPEI 2016>の記念切手がソロモン諸島名義で発行されています。2016年9月1日付の発行です。例によって切手代理発行エージェントによるものなのであまり意味を考えてもしょうがないのですが、それでもチベット仏教指導者のダライ・ラマ14世が全面に出てきている意味が正直良くわかりません。
いくらバルト三国の代理発行エージェントによるものとはいえチベットと台湾の区別がついていないということは考えづらく、切手をよく見てみると、陳水扁政権時にダライ・ラマ14世が訪台したときには総統との会談が実現したものの、馬英九政権時には入国のみで面会は行われなかったということを反映しているようにも見えます。いったいどこまでネタを集めて作ったんですかね…。