EU離脱前のイギリスに送った/送ってもらった郵便

イギリスはいよいよ31日午後11時(ベルギー時間2月1日午前0時、日本時間同午前8時)に欧州連合(EU)から離脱します。それを記念してイギリスの王立造幣局は記念コインを鋳造し全世界に向けてオンラインで販売を行いました。なお記念切手の発売はありません。出せばいいのに。

日本時間の31日午前9時から販売開始だったので私もアクセスしてみたのですが、予想通り販売開始直後はサイトが非常に重く、30分くらいたってから1枚10ポンドの硬貨を1枚だけ買いました。イギリス国外からの注文だったので実際にはVATを除いた8.33ポンド、それに対し送料が12.50ポンドだったのでもう1枚買っても良かったのですが、まあ余興で買ってるので1枚だけ注文しました。

どうせ発送には時間がかかるだろうと思っていたのですが現地時間の31日午後3時までには郵便局に引き渡し発送作業を終えたようです。おそらく、これがEU離脱前のイギリスにて差し出された、私の家に届く最後の郵便物になりそうです。もっとも…イギリス国外に出国するのはもっと後になりそうですが。どうせ切手なんて貼ってないよな。でも、何かしらの1月31日の記載がほしいね。

逆に、イギリス宛の国際郵便を1月21日に東京都内から差し出し、27日に届いたようです。こちらは私がEU離脱前のイギリスに送り、受け取られた最後の郵便物となりました。

EU離脱とはいえ当面はEUの規則がイギリスにも適応されますので、すぐには混乱は生じないでしょう。そもそも郵便は万国郵便連合(UPU)の範疇です。5月上旬に開催予定のロンドン国際切手展もつつながく執り行われると期待しています。それより、例のコロナウイルスの件でヨーロッパ諸国にアジア系に対する差別が目立ち始めているのが気がかりです。