1月31日午後11時にイギリスはひとまずEUを離脱しましたが、当日は離脱派と残留派の間で小競り合いもあったと報じられています。そもそも2016年の国民投票にてEU離脱の是非を問われたわけですが、そのことについて確たる意見を持っているわけではない人たちにとって「イエスかノーか」という問いは非常に難しいと思います。
日本なら最近では2015年の大阪都構想を問う住民投票とかでしょうか。都構想は制度的には難しいものらしく、結局は都構想を推進していた当時の大阪市長に対する人気投票になってしまったという指摘があったことを記憶しています。将来、憲法改正が発議されれば、条項ごとに「改正にイエスかノーか?」と問われることになるわけですが、同様にその時点での為政者の人気投票に終わらなければいいですな。
これは1994年にスウェーデンより発行されたイエス・ノー切手(スウェーデン語で『はい』はja、『いいえ』はnej)です。