17日よりニュージーランドで開催されるはずだった第37回アジア国際切手展<NZ 2020>はCOVID-19の世界的流行を受け同国が入国を事実上制限し始めたことを理由に中止となり、国内切手展に変更されました。イギリスのジョンソン首相は16日の週にも国内での500人を超える集会を禁じる方針に転換する見込みとの報道がなされています。つまりこれは5月2日から9日まで開催予定のロンドン国際切手展は中止、または延期せざるを得ないということです。なお5月7日に行われる予定だったロンドン市長選挙などイギリス統一地方選挙は既に1年間延長されています。
Coronavirus: UK could ban mass gatherings from next week – BBC
https://www.bbc.com/news/uk-51882897
今のところ正式に国際切手展の中止または延期のアナウンスはされておりませんが、残念ながらその可能性が濃厚と思います。今まで準備されてこられた方々の苦悩は想像を絶するものがあります。
がしかし、いずれにせよ5月2-9日に開催しないのであれば、早めのアナウンスが期待されるところです。参観を予定していた人たち(一連のCOVID-19騒動でかなり訪問を断念されていると思われますが)や、何より開催を前提に動いている各国コミッショナーの不安や負担を増やさないためにも、です。
そういえば春の時期に天皇皇后両陛下がイギリスを国賓訪問されるという話も吹き飛んでしまいそうです。COVID-19が早期に収束し、また大手を振ってイギリスを観光できる日が一日も早く訪れることを願っています。