日本郵便、コミケ指定の搬入業者から外れる。

本年5月2日から5日まで東京ビッグサイトで開催される予定のコミックマーケット(98回目、通称:コミケ)。コミケと日本郵便の関係についてはこれまで何度もこのブログで記載してきたとおりです。両者にはいくつものつながりがあるのですが、そのうちの一つが今回なくなります。つまり、参加サークルがコミケに本など頒布物を搬入する際に指定されている業者が日本郵便から佐川急便に変更になります。もはや限界ということなのでしょう。これで何度目の搬入業者変更か…。

ついでに手数料も変更になります。長らく会場で受取時に1箱100円が課せられていましたがとてもペイしないため数回前に1箱500円となり、今回からは事前に1箱990円を支払うことになります。しかも搬入は事前にインターネットから申し込まないと受け付けてもらえません。おそらく搬入する箱の数は数万単位。これを受領して保管し、仕分けて時間通り会場に搬入するという作業は想像を絶するほど負担が大きいのでしょう。

このような形での関係は終了しますが、搬出は引き続き日本郵便とヤマト運輸が担当します。また企業ブースへの日本郵便の出展は行われると思われます。ただし申し込んだ企業がすべて出展できるわけではなく、落選はあり得ます。未だに日本郵便からは何の発表もないので当落通知があったのかさえ不明です(一般のサークルは先週金曜日より当落通知を開始)。今回は初日と2日目のみ企業ブースが設置されるので、仮に日本郵便が当選したとしても、販売できるのは2日間だけです。とはいえ企業ブースは初日に大勢の人が来るのが恒例で、3日目と4日目がなくても売り上げは大きくは変わらないのかもしれません。

そもそも今回のコミケは開催できるのかさえ不明です。いうまでもなく例の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響です。5月上旬ともなれば今よりは日本国内の状況は収束に向かっているかもしれません。しかしそれは希望的観測ですし、海外からの参加者も多いため、海外からウイルスが持ち込まれる可能性も大いにあります。関係各社の利害関係もあるため、もはやコミケ主催者(コミックマーケット準備会)だけで開催の可否を決められる話ではありません。今回のコミケは東京都が主導して日程を決定した経緯もあり、最終的には東京都が開催可否を決めると思われます。それはそれで昔とは隔世の感がある光景になるでしょうが。

コミックマーケット98の開催見通しについて – コミックマーケット準備会
https://www.comiket.co.jp/info-a/C98/C98Covid19Notice1.html