日本人は今後、いつ国際切手展に行けるのか?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により日本国内の郵趣イベントに影響が出ていますが、日本国外のイベントに出かけることを計画されている方も多いと思います。3月19日からニュージーランドで開催されるはずだったアジア国際切手展は同国が国外からの入国を事実上禁止したこともあり、日程、開催場所はそのままに国内展へと変更されました。5月上旬にイギリスのロンドンで開催される予定の国際切手展については未だ中止にはなっていませんが、イギリス政府がいよいよ大規模集会の禁止に舵を切るのではないかという予測が報じられており、そもそも日本からの渡航に大きく制限がかかりつつあります。

以下に、これから2021年までに日本国外で開催が予定されている国際切手展について、現状の渡航状況などを外務省のサイトなどから引っ張ってきました。どこの国も事実上すんなりと入国できるような状況ではありません。したがって今後、双方の新型コロナウイルス感染状況が改善し、以下のような入国・出国規制が撤廃されない限りは日本人は海外のどこの国際切手展にも行けません。まあ、観光目的でなければ、もしかしたら入国できるケースもあるかもしれませんが。

なお、あくまで2020年3月18日午前中現在の情報ですし、正しい情報は外務省などの公式サイトにて直接確認してください。

2020/5/2-9 LONDON 2020 イギリス
【現況】3月17日、日本政府は危険レベル2(不要不急の渡航は止める)に引き上げ。

2020/8/6-11 INDONESIA 2020 インドネシア
【現況】3月20日よりビザ免除を1カ月間停止。また、入国ビザ申請の際に新型コロナウイルスに感染していないことを示す保険当局の証明書を必須に。

2020/9/30-10/4 BULGARIA 2020 ブルガリア
【現況】3月17日、日本政府は危険レベル2(不要不急の渡航は止める)に引き上げ。入国時に検査実施。

2020/10/23-27 TAIPEI 2020 台湾
【現況】日本からの渡航者を14日間隔離。その間、指定場所から外出不可、公共交通機関の利用も禁止。ビザ免除も当面停止。

2021/2/11-14 MELBOURNE 2021 オーストラリア
【現況】入国後、14日間自主隔離。

2021/3/17-20 CAPE TOWN 2021 南アフリカ
【現況】感染が疑われた場合は検査を実施。

2021/5/6-9 IBRA 2021 ドイツ
【現況】3月17日、日本政府は危険レベル2(不要不急の渡航は止める)に引き上げ。

<ご参考>
日本国外務省
新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html