7月22日は『ふみの日』切手の発売日でした。ふみの日は毎月23日、切手が出るのは毎年7月のふみの日、つまり7月23日が原則なのですが、23日が土日の場合は郵便局の営業日の関係で直前の営業日に変更されることが何度かありました(1983年は土曜日だったがこの日に発行)。このため過去には7月21、22日に発行されたことが今年を含めて合計9回あります。今年は22日の発売で、これは史上4度目のことです。しかし、水曜日である7月22日に発売されたのはこれが史上初です。今年は海の日を23日に移動したためこのようなことが起こりました。海の日が移動したのは、24日がもともと東京オリンピックの開会式で、この日にスポーツの日(旧:体育の日)を移動させ、ついでに海の日を移動して4連休にしたためです。現在の祝日ルールでは、通常は7月23日が祝日になることはないので、『7月22日(水)』発行のふみの日切手はこれが唯一となるでしょう。
さて近年の『ふみの日』切手は両面に印刷が施され、真ん中で折り畳めるようになっています。2年前の2018年のふみの日切手は、62円切手シートのみが折りたたみ可能な作りで、82円切手シートは折り畳めるようにはなっていませんでしたが、翌年から元に戻されました。折り畳めるほうが評判がいいということなのでしょうか。