ニュージーランド郵政にPスタンプを作ってもらいました。同国では裏のり式とセルフのり式の両方が作れます。日本では昔、写真付き切手というのが裏のり式でありましたが、すぐにセルフのり式に変更され、今ではフレーム切手全盛期です。写真部分の印刷や切手シートの保存を考えるとセルフのり式のほうが便利なんでしょう。
さてこれが出来上がった切手です。
この切手を作るために送った画像はこれなんですが、
実は当初、この画像で作ってもらおうと思ったのです。
ところがこれで申請したところニュージーランド郵政より「この国旗の下に書いてある文字は何? 翻訳してくれ」と問い合わせが来てしまいました。そりゃ彼らはカタカナなんて読めるわけがないのでごもっとも…。正直、そこを問われるとは予想していませんでした。
そこで、これは貴国の国名を日本語で書いたものであることを説明し、必要に応じて(カタカナ表記のある)在ニュージーランド日本大使館のサイトを見てくれと言ったのですが(たぶん最近のPCなら海外でも日本語のフォントは表示できるはず)、結局はあえなく却下。リスクを考えればよくわからないものは拒否せざるを得ないのでしょう。まぁ仕方ないのでカタカナ表記を外したものを改めて送ったら速攻で作成してくれました。
そう考えると、日本で写真付き切手が出始めた頃に作成されたいわゆる『竹島切手』って、まだまだ日本郵便のチェックがゆるい時代だったんですよね。