すでにお伝えしたとおり、今年8月に開催予定の日本国際切手展2021(PHILANIPPON 2021)は国際展からアジア展へと扱いが変更されます(第37回アジア切手展)。直近に発行された切手に興味がある身としては、さてPHILANIPPON 2021の切手はどうなるのだろうか、ということです。もちろん、日本国外の話です。
国際切手展は格好の切手発行ネタですが、現時点で日本以外の国からPHILANIPPON 2021の切手が発行されたという情報には接していません。まあ昨年3月以降、世界中で国際的な切手展が中止されまくっているので発行に慎重になるのは当然です。
これは2018年にニュージーランドで発行された、同年マカオで開催された第35回アジア展の切手シート2種のうちの1種です。もう片方は以前ご紹介しました。
ちなみにニュージーランドは、2019年にシンガポールで開催された第36回アジア展の切手は出していません。自国開催のはずだった2020年の第37回アジア展は国内展へと変更になり、幻のアジア展となりましたが切手展そのものは開催されたため切手は発行され、ニュージーランド以外からも出ています。今回の日本でのアジア展は…ブースを設置する海外郵政部は皆無でしょうから、せいぜい切手代理発行エージェントが細々と発行する程度でしょう。イベント名は変更されないっぽいので、すでに印刷済みでも廃棄・加刷せず、そのまま発行していただきたいのですがね。