『ぼくドコ』にて郵便配達の話題

12日にNHK Eテレにて『ぼくドコ』が放送されました。今回の副題は『郵便物の一生を着ぐるみドラマで描く!月に1度の楽しい社会科見学番組』です。正直、今まで見たことがない番組なので、どういうノリなのかよくわからなかったのですが…。

内容は、出演の3人(ミキ(昴生、亜生)、山之内すず)が封筒に扮して、郵便物がポストに差し出されてから宛先に届くまでを描くというものです。いかにもEテレらしい番組ですが、

金八先生のパロディ(演:松村邦洋)や替え歌が次々に出てくる、なかなかカオスな展開となっています。郵便なので3年U組ビン八先生です。すでに退職した中学教師であるビン八先生が、同窓会を開こうと元教え子にメッセージと返信用のはがきを入れた封筒を送るというものなのですが、たった3人なの?

パロディ満載とはいえ、郵便物が配達されるまでの過程が詳しく描かれています。楽しく学べる構成になっているのはさすがEテレといったところでしょう。

消印が新興国のCTOっぽく、はっきりと押印されていると思いきや、切手にかかった部分のインクがちょっと滲んでいたりして、変にリアリティを追求しています。個人的には手で消印を行っていた時代の映像が一番印象に残っています。叩きつけるようにして1秒間に3通も消印をしていきます。

郵便物にバーコードを印字して、振り分けていきます。

機械で郵便番号やらが読み取れない場合は人間がデータを手入力するわけですが、こういうのを見ていると、少しは丁寧に書かないとな思いますよね。

そしていよいよ配達のため、日本全国へ出発です。配達員は大変だ。

すべての郵便物と、郵便に関わるすべての人に感謝。

ちなみにこの番組、17日午後4時半から再放送するそうです。