江戸東京博物館にある郵便関連物

25日は日本橋での切手即売会にも行かず、今月末で約3年ほどの改修工事期間に入る江戸東京博物館に朝から行ってきました。その昔、ふるさと切手の題材にもなっていましたね。江戸時代から現代にかけての江戸、東京にちなむ資料を大量に見られるこの博物館、全て見るのにかなり時間を要すると聞いてはいたのですが噂に違わず、午前9時半から観覧を開始して、休憩をはさみつつひととおり見終わったのが午後4時頃です。うーん疲れた。

で、郵便関連のものもあったのでいくつか撮影してきました。ここは常設展示物が基本的に撮影可能なのがいいですよね。

まずは郵便創業当時に使われていた黒の郵便ポスト…の複製。解説には例の垂便箱エピソードが新聞記事に投稿されたものだということが書かれています。まあ、個人的にはあれはかなり盛った話なんだろうなと思っています。少なくとも事実とは限らないということですね。

そしてこれは深川区猿江裏町(現在の住吉)に1992年まで存在した、同潤会の住利共同住宅にあった郵便受け口らしいです。というか、よくこんなの残ってるよな~。

まぁこんなもんかなと思っていたら、1階から外に出たらなんと丸型の郵便ポストがありました。これは展示物ではなく現役ですね。

31日をもって博物館は改修工事に入りますが、博物館の出入り口を見守ってきたこのポストはどうなるのでしょう。移設か、せめて保管しておいてもらいたいものですが。