今年(2022年)3月、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が世界各国の議会において支援を訴える演説を行ったことはまだ記憶に新しいですが、その切手がニジェール名義、5月27日付で発行されています。イギリス(3/8)を皮切りに、カナダ(3/15)、アメリカ(3/16)、ドイツ(3/17)、イスラエル(3/20)、そして日本(3/23)です(日付は演説を行った日付)。
ちなみに各切手に描かれているゼレンスキー大統領が映ってるモニターは全て合成と思われます。実際の写真を確認する限り、少なくとも日本では背景いっぱいにウクライナの国旗が映し出されてはいませんでしたし、そもそもモニターは正面に2つありました。アメリカのモニターは比率がおかしかったりと相違点があります。ゼレンスキー大統領の姿をはっきり描くための措置でしょう。
また日本より前、3月22日にイタリア議会でも演説を行ったのですが、なぜこの切手に入らなかったのかは謎です。