香港特別行政区成立25周年切手

そういえば先日、中国香港が今年(2022年)7月1日に発行した『香港特別行政区成立25周年』記念切手のプレゼンテーションパックを買ったのでご紹介します。買った理由は特にありません。ここ最近、中国香港の切手はイヤーセットで1年分をまとめて買うようにしているので、本当に単に気が向いただけです。

これが表紙です。中国本土にとっては慶事であるためか表紙はホロプリズムが使われています。が、収納されているビニール袋にくっつくので取り出すとこの通りボロボロです。作りが甘い。

そして中を開くと、この日に就任したばかりの李家超行政長官による献辞が載っていました。郵政当局が発行した切手ホルダーに行政トップの挨拶が載るというのは、日本では考えられないですねえ。

切手そのものはこんな感じ。紹介されているのは国家安全法の式典、立法会(議会)、起業支援施設、そして国旗・区旗掲揚。観光地紹介って感じではないですね。個々の切手だけならまだしも、これが4枚集まると愛国心を煽るように見えます。こういう趣旨の切手もまた、日本では考えられません。なお、このほかこの4枚が収められた小型シートも発行されています。