スイスのクリプト切手第2弾NFTは動画

スイス郵政は今年(2022年)8月8日、第75回ロカルノ国際映画祭に合わせてクリプト切手を発行しました。これは昨年に続く、スイス発行のクリプト切手第2弾です。これがなんと全部で10種類も発行しやがり…いや発行しています。去年は1種類だったのでいきなりの増加ですが、そのかわり、切手に紐づいている非代替性トークン(NFT)の数が違います。去年は13種類の画像が用意されどれが当たるか不明でしたが、今回は切手1種につきNFTアイテムも1種です。しかも今年は画像ではなく映像です。これは今回が映画祭に合わせての発行ということで、スイスの若手映画制作者10人による映像作品が作られ、それが付随しています。

なので物理的な切手を1種ずつ集める観点で言えば去年は1枚買えば済んだのですが、今年は合計10枚買わないと揃いません。NFTアイテムを全部揃える観点からすれば去年はとにかく大量に買うか、レアなNFTアイテムを高値を出して買うしかありませんでした。しかし、今年は切手1枚につき映像は1種類なので、10種を各1枚買えば全てのNFTアイテムが揃います…と言いたいところなのですが今年はスイス郵政から切手を購入した中から抽選で50人限定で11種類目のクリプト切手が当たるという企画があるので、そこまで考えると全部揃えるのは至難の業です。

さて説明が長くなりましたが、8月8日に発注した切手が8月23日に日本に届きましたのでご紹介します。各切手はこんな感じで封筒に入っています。

そのうちの1枚。これはデニース・フェルナンデス(Denise Fernandes)による作品が切手になったものが入っています。

中を開けるとシール式切手シートが出てきます。これは10種揃えると1枚の大きな絵になります(が、面倒なので全部開封していません)。発行を初期に開始したオーストリアやクロアチアなどのクリプト切手はプラスチック製でしたが、これは通常のシール式切手と同様、ペラペラです。左側に9フランの切手が収められており、右側にNFT関連のデータが埋め込まれています。

QRコードを読み取ればこの切手の場合は以下のようなアドレスが出てきますので、アクセスするとこの切手に付随した、デニース・フェルナンデスが制作したビデオクリップが見られます。この動画は誰でも自由に見ることができますが、別のウォレットに移すなどの操作には、この銀色の部分を削って出てくるパスワードが必要になります。

Denise Fernandes
Print run: 25,000
Token ID: 6
https://crypto-stamp.post.ch/cs2/6?a=0x69204433b56701d4b3d76b33adf9d09b042f5b05

今回のクリプト切手は各25,000枚が発行されました。販売開始直後はスイス郵政の販売サイトが非常に重たくなり全くアクセスができなくなりましたが、発売から半月が経過した現時点でも普通に買うことができます。さすがに25,000枚もあれば在庫は十分なようです。なお、今回のビデオクリップは8月6日にロカルノ国際映画祭で上演されたそうです。