これまでに何種類の切手が発行されたのか?数え方によって大きく異なります。
切手の種類を発行地域別に数えたデータを公開しているサイト(Stamp Areas of the World)があります。スウェーデンにある切手商によるもので、単片ベースでのカウントと思われます。6月26日更新分のデータによれば、現在までに全世界で発行された切手は約88万種です。
国別に見てみると1位はギニアで、20,011種。2万種に到達したばかりです。以下、モザンビーク(11,565種類)、ギニアビサウ(11,397種類)、ガイアナ(10,395種類)と続き、ハンガリーが10,048種類と1万種に到達したばかり。
日本はこれらに次ぐ第6位で、9,934種(琉球切手や南方占領地切手などは含めない)。あと66種で1万の大台に乗ります。そして66種などあっという間に発行されることは皆さんよくご存知のことと思います。間もなく日本切手は夢の1万種に到達します。新時代に突入するのです。
ちなみに、その後は中央アフリカ共和国、シエラレオネ、トーゴ、セントビンセントと続きます。いずれも切手代理発行エージェントによる発行過多で知られる国々ですが、日本の場合は発行予定が事前に告知され、発行のたびに郵便局でFDCが作られています。郵便にバッチリ使えることに疑いはありません(いや、他の国だって使えるはずですが)。これは、すごいことです。紹介したトップ10の中では稀有な存在と言えるでしょう。
切手の発行は多ければ多いほどよいのです。それだけ楽しみも増えます。日本切手はここ最近、年間に600種前後。新切手をせっせと買っていれば、それだけコレクションが増えるのです。ワクワクしますね!
Stamp Areas of the World
http://www.philea.se/saw/saw_en.php