カタールにおいて開催中のFIFAワールドカップは予定通り日程を消化しています。日本時間の2日早朝には日本が含まれるグループステージ・グループEの試合が行われ、日本はスペインに勝利し決勝トーナメントへの出場権を得ました。格上相手の勝利に海外メディアには衝撃という見出しが踊っているようですが、グループステージとはいえ過去の優勝国であるドイツとスペインに勝ったという結果に一番衝撃を受けているのは他ならぬ日本国民なんじゃないでしょうか。私も勝てればいいなぁと思ってはいましたが、正直なところ勝てるとは一ミリも思っていませんでした。引き分けられれば御の字だというのが大方の本音なんじゃないでしょうか。ということで、今回はスペインと日本の両方に関係のある切手。
ところで最近の切手に目を転じますと、ここでもスペインは強い。変形切手、特殊素材切手については他国の追随を許しません。普通ではない変わった切手を発行することで収集家の耳目を集めようとする切手代理発行エージェントすらスペインには勝てません。
これは2019年11月6日にスペインから発行された切手です。題材となっているのは日本で1981年から1982年にかけてMBS・TBS系列で放送されたテレビアニメ『ワンワン三銃士』で、切手には『D’Artacán』（ダルタニヤン）と書かれています。このアニメ、スペインではイギリスと共同で続編が作られたくらい人気があるそうで、切手になるのも納得です。これもいい感じに変な形の切手なのですが、スペイン切手なのでまあ普通だなと思ってしまいます。