日本郵政の2022年度上期株主通信

日本郵政株式会社より令和4年度上期の株主通信が届きました。まあ、日本郵政のサイトからPDF形式で誰でも読めるものですが、こうやって紙で届けられないと読まないでしょうから、特に私のようなやる気のない株主は。

日本郵政株式会社 株主通信
https://www.japanpost.jp/ir/library/report/

相変わらず景気のいい話は載っていないわけですが、日本郵政グループのうち日本郵便株式会社のところだけを拾って読んでいると、さらに景気のいい話は載っていません。日本郵便としては郵便事業だけでやっていけるはずはなく、物流事業にも力を入れているわけですが、ゆうパケット含むゆうパック等の取り扱いが減少しているというのは辛い。そして相変わらずトール社買収失敗が(影響がなくなりつつあるとはいえ)尾を引いています。むしろこの足かせでこの数字はまだ良くやっている方なのかもしれません。

もちろん将来に向けた布石も色々と打っています。東京・大手町郵便局における『みらいの郵便局』実証実験も紹介されていました。当ウェブログでも何度か取り上げており、なかなか理想と現実のギャップに苦しんでいる状況ですが、試行錯誤している段階なのでしょう。東京都内を中心に数局に設置されている郵便セルフレジは次第に受け入れられてきたようにも思います。