フェロー諸島のCOVID-19切手

日本国内では感染症法上における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の位置づけを二類から五類に変更するという話が出ています。当初は新型肺炎と呼ばれていたように、ウイルスが肺まで達して炎症を引き起こすと報告されていましたが昨今は鼻や喉の症状が多いようで、私の周囲でもこの年末年始で感染された方も鼻や喉の症状を訴えていました。まあ実態にあった扱いにするのは適切なことだと思います。

さてこれはデンマーク自治領のフェロー諸島より2021年9月20日に発行されたCOVID-19と伝染性サケ貧血(ILA)の切手です。このILAというのもウイルス感染症です。2020年以降、COVID-19に関する切手が世界各国から発行されていますが、そこにフェロー諸島周辺の海域でも被害をもたらしているILAも加わるのがいかにもフェロー諸島です。2016年前にはタイセイヨウダラの皮付き切手を発行しただけのことはありますね。