国立ハンガリー郵趣家連盟100周年切手

いよいよ3月になりました。13日からは日本でもマスクの着用が個人の判断となりますが、私個人は例によって花粉症の時期なので少なくとも4月くらいまではマスク生活が続きそうです。昨年夏には熱中症予防のために屋外ではマスクを外すことも可能と言われていたこともあり、梅雨明け頃から屋外ではマスクを外すことも多かったのですが、先月中頃より次第に花粉が飛び始めたので屋外ではしっかりマスクをせざるを得ません。大人しくなってきたコロナウイルスよりスギ花粉が怖い今日のこのごろです。

さて3月といえば、昨年(2022年)3月にはハンガリーの首都ブダペストにて国際切手展『HUNFILEX 2022』が開催されました。日本からも出品の予定はありましたが最終的に全日本郵趣連合が新型コロナ禍を理由に辞退を申し入れています。日本からの本格的な国際展出品再開は5月のスイス・ルガーノ(HELVTIA 2022)からということになりましたが、まあ今年からはね、感染症対策に気兼ねすることなく、出品も観覧も全力で参加したいですよね。

さてハンガリー郵政はこのHUNFILEX 2022にまつわる切手をいくつか発行していますが、2022年3月31日に発行されたこの小型シートもその一つです。直接的には国立ハンガリー郵趣家連盟の100周年を記念する切手なのですが、HUNFILEX 2022のロゴも描かれていますし、この発行日から切手展が始まっています。むしろ、郵趣家連盟100周年を記念して、この国際展を誘致しています。

Hunfilex 2022 World Stamp Exhibition
https://visithungary.com/event/hunfilex-2022-world-stamp-exhibition

この小型シートは3種類が販売され、一見するとシリアルナンバーの色が違うだけに見えるかもしれません。しかしよく見てみると、左側にある切手の目打が丸形、四角形、無目打の3種類あることがわかります。シリアルナンバーの色はそれぞれ黒、緑、赤と分けられています。目打の有無とシリアルナンバーの色の違いだけで別物扱いすることに憤りを感じる向きもあるでしょうが、まあ最近のハンガリーはこういう小型シートをよく見ます。だいたいは目打ありと無目打の2種類ですが。