先日、イギリスのチャールズ3世国王とカミラ王妃の戴冠式が挙行されました。これがエリザベス2世以来70年ぶりの戴冠式となったわけですが、当時の戴冠式に関わった方も少ない中、大変だったのだろうと思います。もっとも水面下では長い時間をかけて密かに準備はしていたのでしょうけど。
そのエリザベス2世の戴冠式はちょうど70年前の1953年6月2日のことでした。これは2017年6月5日に発行された、エリザベス2世を肖像とする普通切手であるマーチン切手が50周年を迎えた記念の切手シートです。2枚目のシートでは歴代のマーチン切手が復刻されていますが、1967年発行の4ペンス切手だけは1971年2月13日のポンド切り替えによって使えなくなったので、復刻ではなく描かれているだけです。また右端には金箔かつ立体加工された1ポンド切手が含まれています。