ラグビーの切手と丸くない話題

20日は特殊切手『ラグビーワールドカップ2019™(寄附金付)』の発売日でした。いよいよアジアで初めて開催されるラグビーW杯まであと1年と1ヶ月です。今回の切手は切手収集家のみならずラグビーファンの注目度も高いものとなっています。

それだけに東京の京橋郵便局に設置された記念押印会場にて、一部の郵趣家がラグビーに対するネガティブな発言を行ったという証言があるのは残念なことです。曰く、ラグビーなど流行らないと発言した輩がおり、これがせっかく記念押印に訪れたラグビーファンの耳にも入ってしまい、不快な思いをされたとのことです。郵趣家として大変に恥ずべきことです。

これが本当にあったことなのかどうか確認することは不可能ですが、私も京橋郵便局に何度も押印に行ったことのある身です。そういう発言をしそうな人たちが一定数いるだろうなとすぐに思ってしまうのは、これまた大変情けない事態です。

おそらく、どうせ内輪だけの集まりで、押印会場に郵趣家以外の人が来ているという想像すらつかなかったのでしょう。そこに新しい仲間を受け入れていこうという気概はおろか、発想すらありません。こういう閉鎖的で近視眼的な輩が日本の郵趣界をダメにしてきたのです。排他的なサロンはじきに滅びるし、また滅びてしまったほうがいい。将来の日本の郵趣界に全く貢献することのない、百害あって一利なしの存在です。そのまま内にこもって、外に出てこないでいただくのが一番いい。

切手は趣味の王様という言葉がありますが、そろそろ言うのをやめたほうがいいのかもしれません。これは切手収集は王様も楽しめる趣味だという意味であって、切手収集をやっている人は王様だという意味じゃないんですよ。ところがそういう振る舞いをしている方々が散見されるのは大変に残念なことです。

ま、繰り返しになりますが本当にあった話なのかは確認できません。そういう輩と一生出くわす機会のないことを心から願っています。自戒も込めて、ね。