7月1日は香港がイギリスから中国に変換された日です。というわけで、これまで中国香港よい発行された2020年東京オリンピック・パラリンピックの切手を紹介していなかったので、ここでまとめてご紹介したいと思います。
2021年7月23日にオリンピック、10月28日にオリンピックのメダリスト、12月9日にパラリンピックのメダリスト切手が中国香港郵政より発行されました。香港はオリンピックで6個(7人)、パラリンピックでは5個(6人)がメダルを手にしており、その全員が余白部分とはいえ切手シートに載っています。おそらく切手部分は先にデザインしておいて、後からメダリストの写真を寄せ集めて合成したのでしょう。
さてこれらのシートの右下を見ると同じ人物がデザインしていることがわかります。名前は伊藤彦子、日本の秋田県生まれ、東京・ロンドン・シドニー・香港在住のデザイナー、建築家で、2021年から22年にかけて複数件の香港発行の切手を手掛けています。