切手頒布会の基準価格を引き上げ

このたび郵趣サービス社の中国切手頒布会から送られてきた切手に、こんな手紙が付随していました。

同社の切手頒布会は自動的に新切手を送ってきてくれる大変便利なサービスですが、定価が2,000円を越えるものについては自動発送の対象外となります(イギリス切手頒布会は4,500円)。それ以上の高い切手も欲しい場合は、別途注文するか、高額切手も送ってくれる頒布会に加入する必要があります。しかし各国の郵便料金の値上げや円安の影響で新切手の価格が上昇傾向にあるため、9月頒布分以降は従来の2,000円というボーダーラインを国別頒布会は3,000円、トピカルの場合は2,500円に引き上げるという内容です。

確かに2,000円というラインに引っかかって、多くの切手が自動送付対象外になってしまっては、切手頒布会に入っている意味がありません。郵趣サービス社としてもある程度まとまった注文数が見込めれば入荷しやすいでしょうし、この変更は大賛成です。

ちなみに、ここでいう定価とは郵趣サービス社がつけた定価であって、郵便局の窓口における売価のことではありません。つまり同社には2,000円ボーダーラインを引き上げるか、定価を安くするかという選択肢しかなく、当然のことながら前者を選んだわけです。まあ、あまりやせ我慢されて、ある日負債抱えて突然倒産しましたなんていうのが一番困るわけでね。