来月、2023年8月に台湾の台北市で開催される国際切手展『TAIPEI 2023』(第39回アジア展)に出展するブースの一覧を見ていました。
台湾内外の切手商、オークショニア、郵政事業体、印刷会社、切手代理発行エージェント、コイン関連のブースが並ぶ中、目を引いたのが624番のベラルーシ郵政。同盟国ロシアによるウクライナ戦争が続いている、この微妙な時期によく出展するなあと思ったのですが、元々この切手展は戦争開始前の2020年10月に開催予定だったのが延期に延期を重ねてこの時期になったので、もしかしたら当初から参加予定だったのかもしれません。せめて切手展会場の中だけは平和裏に進行してもらいたいものです。
そして723番にはリトアニアの切手代理発行エージェント、Stamperija(スタンペリヤ)社があります。しかしもう一方の代理エージェントの雄であるIGPCの名前はありませんでした。さすがに在ロシアのニセ切手でっちあげエージェントの名前はありませんでした。
830番は大阪切手会(大阪郵票社)のことでしょう。日本内外の郵趣イベントに精力的に出張されていることでも有名です。今回の切手展は台北世界貿易センターにて開催されるのですが、大阪切手会のウェブログを見ていたところ、先月末から今月頭にかけて同じ場所で開催された文具・雑貨・手工芸品イベント『台北創意文具展』にも出展されたそうです。切手を可愛い雑貨と位置づけての出展で大盛況だったとのこと、まったく頭が下がる思いです。
台北創意文具展参加記録(2023.7.21)
https://osakastampclub.com/blogs/blog/2023taipeistationeryfairreport
今のところは合計で72のブースが出展を予定しているようです。やはり国際切手展と名の付くイベントはこれくらいはブース出展がないと…。ちなみに、日本郵政はこのイベントには出展しませんが、同時期に東京で開催される『コミックマーケット102』の企業ブースには出展します。
(参考)
Booth – Attending Dealers (TAIPEI 2023)
https://taipei2023.post.gov.tw/post/taipei2020/en/index.jsp?ID=1429656751935