セネガルのCOVID-19切手

セネガルのマッキー・サル大統領が、今月25日に予定されていた大統領選挙を12月に延期としたそうです。野党の複数の有力候補が立候補を認められなかったことに端を発した混乱が広がったことが原因とされていますが、選挙が予定通り執行されないというのもそれはそれで不信感を招きかねないので、諸刃の剣ですね。セネガルは1960年の独立以来、クーデターもなく、平和裏に政権交代が選挙によって実現してきたという、西アフリカでは珍しい部類に入る国なので、なんとか立て直してもらいたいところです。

さて当ウェブログではこれまでセネガルの切手をご紹介したことが1回もないことに気がつきました。ということで、今回はセネガル名義で2020年7月20日付で発行された新型コロナウイルスの切手をご紹介しましょう。

これは1,000CFAフラン切手ですが、他にも絵柄は同じで額面が500と5,000CFAの切手、それを収める小型シートなどが存在します。これらは切手代理発行エージェントによる切手ですが、一般に広く販売されたものではなく、個別にオファーを受けた人しか買えなかったようです。