小型印『熊野本宮大社 世界遺産登録20周年』

24日午後に和歌山県の熊野本宮大社にある八咫烏ポストから投函した郵便物が、28日に横浜市内の自宅に届きました。25日にポストから取集されたはずなので、実質3日の到着です。まあ、こんなもんでしょう。現在、このポストから投函された郵便物には世界文化遺産登録20周年記念の小型印が期間限定(今年=2024年末まで)で使用されるのです。郵頼は不可なので入手するためには誰かに現地まで赴いてもらって郵便物を自分宛てに送ってもらうか、自分が訪問して自分宛に送るしか方法がありません。私の場合は後者を選びました。

まずは郵便はがき。字は読めますけど、ちょっとブレてたり、インクが薄かったりしますね。こういう事態を想定して複数通を自分宛てに送ったのですが、インクの濃淡はバラバラでした。1月1日から使用開始した小型印なので印顆がボロボロとは考えにくく、おそらく印肉が薄いのでしょう。よく郵便局内で『まんじゅう』と呼ばれている鳶色(とび色)のアレですね。

同時に投函した絵馬ポストに押された小型印はまだマシですね。こちらはギリギリのところを押印してくださっています。押印の技術自体はなかなかのものです。惜しむらくは私の字が汚いという点です。

手押し印の多少のズレやカスレはむしろ機械印にはない味だと思っているので特に問題なしです。ほんのもうちょっと、インクの量があってもいいのになとは思いますが…押印作業は重労働なので文句は言いますまい。田辺郵便局の押印担当者に感謝です。