人工知能(AI)をイメージした切手

人工知能(AI)の話題を見ない日はありません。先日は米OpenAIが7月末に『ChatGPT』に人間と同じような速度で会話できる音声機能を加えたことで、俳優側からの拒否反応あったことが報じられています。まあ、AI声優なんてものが幅を利かせたら、普通におまんまの食い上げですからね。声優に限らずこれから人間の仕事がどんどんAIに置き換わっていくのでしょうが、プロの仕事にはきちんとした対価を支払い続けてもらいたいと思っている今日このごろです。

ハリウッド「AI声優」に怒り 虎の尾踏んだOpenAI
(日本経済新聞、2024/8/23)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN30EQN0Q4A530C2000000/

さて、これはギニア名義で昨年(2023年)9月5日付で発行されたAIの切手です。しかし、なぜこれがAIの切手なのか詳細な説明がありません。単にAIという単語の持つイメージを描いた切手なのか、とか、あるいはAIに描かせたデザインなのかといった情報がないんですね。まあ、もし後者だとしたらもっと大々的に宣伝しているでしょうが。

ところで、この切手に描かれている地球、ちょっと変じゃないですか?

ユーラシア大陸がえらく東西に短くなっていますし、オーストラリア大陸もなんか変な形です。しかし仮にAIに地球を描かせたら少なくとも現状の技術では完全にデタラメな大陸の地球を描いてくると思うので、これはやはり人間のデザイナーが描いたんでしょう、多分。