リヒテンシュタイン郵政の狐NFT切手

リヒテンシュタイン郵政は相変わらずクリプト切手の発行に熱心です。最近はクリプト切手元祖のオーストリアより力を入れてるんじゃないでしょうか。今年(2024年)9月2日には狐のクリプト切手『狐NFT切手』を発行したのですが、リヒテンシュタイン郵政による通販サイトの案内を見ても何がどう発行されたのがいまいちよくわからなかったので、ひとまずセットとやらを購入してみることにしました。

送られてきたのがこれです。他の切手も同時に注文していたのですが、これだけ先に送られてきました。

箱に貼り付いているビニール袋は簡単に取り外せます。

これが袋の中に入っている切手シートです。切手の背景はオレンジ色です。

この右上にあるマイクロQRコードをリヒテンシュタイン郵政によるクリプト切手のアプリから読み込ませると、例のごとくこの切手がアクティブとなり、切手に紐づいているアイテムがどれなのかがわかります。これはおそらく、4種のアイテムのうち、一番数が多いアイテムだったようです。

さてビニール袋を取り外してシールを開封すると、中からこのような箱というか、タトウが出てきます。

中を開けるとこんな感じ。右側には、今度は切手の背景が水色の目打なしシートが収められています。これはこのセットでないと入手できないと思われます。実は背景がオレンジ色の切手シートだけは単独で注文することができるので同時に発注してみたのですが、このセットではなく後から通常の切手と一緒に送られてきました。このセットは別の場所で発送作業を行っているのでしょうか。

先程の切手と同じように右上にあるマイクロQRコードをアプリから読み込ませます。これで今回発行された2種の狐クリプト切手が両方とも登録され、アクティブになりました。

というわけで仕組みとしては2カ月に1回程度発行されている動物のクリプト切手と何ら変わりません。アプリに登録されていない切手があると埋めたくなるという心理を利用して販売を促進するというアイディアは悪くはないと思うのですが、しかしこれも種類が多くなればどうなのかなあと思います。