ロシアによるウクライナ軍事侵攻が始まってから、19日で1,000日目となりました。当初は開戦後72時間で首都キーウが陥落するものとも見られていましたがウクライナは抵抗する姿勢を示し、やがて欧米諸国を中心とした強力な支援が行われたため戦争は長期化。1年、2年と経過し、とうとう1,000日目となってしまいました。ウクライナの切手もすっかり戦争一色(まあ当たり前ではありますが)。
これは今年(2024年)4月3日にウクライナ郵政が発行した、同国北部にあるチェルニーヒウ州におけるヒーロー・コミュニティの切手です。左の切手より順番に、同州の都市が描かれています。開戦直後から現在に至るまで、ロシア軍よりクラスター爆弾やミサイル攻撃などによる激しい攻撃を受けている州です。
- チェルニーヒウ(Чернігів)
- ニジィン(Ніжин)
- セメニフカ(Семенівка)
- ヤヒドネ(Ягідне)
欧米諸国からはウクライナに対する支援疲れが叫ばれ、ロシア側には北朝鮮が事実上の参戦を果たし、ますます泥沼化しているように見えます。平和が訪れた記念切手が発行されるのはいつの日のことになるのでしょうか。