資金が必要な日本郵趣協会が逃したお金

今年も日本郵趣協会(JPS)より年賀状が届きました。今回はエコーはがき年賀状です。まあ、これはこれで貴重なエコーはがきの実逓便になるわけですが、JPSとしては節約しないといかんのかなぁ、というのが第一印象。

裏面に理事長名で書かれている文章を読んだら案の定で、2021年には日本での国際切手展、それにJPS設立75周年の記念事業が控えているので、とにかく会員の支援、協力を請うという趣旨。それはわかりますし、私も両事業の成功を祈念してやみませんが、そこまで資金がないのなら、JPSの福井和雄理事長が昨年末に香港のオークションで満州国切手関係のネームセールを開催されておられましたが、あれをJPSオークションで開催すれば手数料がJPSに入ったのに…と思った次第。

なんなのですかね、公益財団法人だからお金儲けには慎重に、及び腰ってことなんですかね。かくいう私も別の公益財団法人の職員で、公財への移行当時はそういうことを色々言われましたが、最近は全く言われなくなりました。