25日に日本郵政株式会社の株主総会が東京都内で行われましたので、2年ぶりに現地参加してきました。場所は例年と同様、ザ・プリンス パークタワー東京です。この日は日本郵便にて配達員の点呼が適切に行われていなかった問題で国土交通省より処分が言い渡される予定の日であるなど、なかなか緊張感を持った中での開催となりました。
今回はホテル20周年の記念横断幕が張られているためか、株主総会の横断幕はありませんでした。
矢印に沿って歩いていくと株主総会の受付にたどり着きますが、受付開始の午前9時を過ぎていたせいか、僕が行ったときには自分しかいませんでした。未分不相応な歓迎を受けているように錯覚しつい恐縮してしまいましたが、そのまま会場に向かいます。
2年ぶりの現地参加で初めて気がついたのですが、昨年までは地下2階にある『ボールルーム』がメインの第一会場で、『コンベンションホール』をサブの第二会場として使っていたと思ったのですが、今年はコンベンションホールだけが使われていました。費用の削減なのか、それはよくわかりませんが、まあコンベンションホールだけで事足りたようです。毎回、議長たる代表取締役社長による開会宣言があると、その後には日本郵政の事業や実績を紹介する映像が流れ、それから株主質問となるのですが、今回は空気を読んだのかさすがに映像の放送はありませんでした。
株主質問の中身については各報道機関にて紹介されているとおりで、日本郵便で不点呼が発生した体質を糾弾する声や、行政処分後の対応について見通しを問う質問が飛び交いました。ただその時点(午前10時過ぎ)ではまだ国土交通省による最終処分が下っていなかったこともあり、他にも協力を仰いで頑張りますというのが経営陣側からの基本的な返事に終止しました。日本郵政の株主の大半は基本的に会社に同情的なところがあるのか、潰れないように頑張ってくれという人が多いような印象があり、正直そこまで荒れた印象はありませんでした。
さて今回は受付の手前部分に、日本郵政グループ女子陸上部(Posties)の紹介コーナーが設けられていました。こういうのはいいですね。株主として会社に投資している一部がこういうところにも使われているわけで、彼ら彼女らの近況や功績を紹介するのは株主にとっても楽しいものです。熱心に写真を撮っている人が(私を含めて)多かったですね。