先日、英領ジブラルタル郵政より切手注文カタログが届き、一緒にSEPAC25周年を記念した商品の注文カタログも届きました。SEPACはSmall European Postal Administration Cooperation(欧州小規模郵政連合)の略で、つまりヨーロッパの小規模な郵政当局が一緒に協力しようというもの。現在、ジブラルタルなど14の国と地域が参加しています。
25周年ということは1994年に結成されたことになるわけですが、SEPACが初めて共同で切手を発行したのは2007年なので、そこまで歴史が古いとは思っていませんでした。
ジブラルタルといえば今般のイギリスEU離脱問題でスペインとの関係をめぐって脚光を浴びた場所でもあり、2016年の離脱を問う住民投票では圧倒的多数で残留派が多かった地域でもあります。イギリス本国は大揉めに揉めていますが、離脱が先延ばしになっている限りは安泰なのでしょうか、切手カタログを送る余裕くらいはあるようです。