初の令和時代発行、初の西暦表記

きょう8日、令和時代初の日本切手となるグリーティング『シンプル82円』が発売されました。そして脇の発行年月日が和暦から西暦に変わった切手第1号でもあります。1種ですが50枚単位での発売なので売価が4,100円という、新切手にしてはそこそこいい値段がする代物で、今回が3回目の発行です。

シール切手は大量に切手を使うオフィスに人気ですが、いつもは1シート10枚。今回は50枚なので完全にオフィス向けです。お昼休みに郵便物に買いに行ったところ、私の一つ前で並んでいたスーツ姿のオジサマもこれを買っておりました。あれもオフィスで使うためのものだったのでしょうか。大量に切手を貼る場合は圧倒的に便利な代物ですからね。

そこまで郵便物を出すなら前納にするという選択肢も当然あるわけですが、世の中そう単純なものでもないようです。もちろん、個人でも手紙やら郵頼やらを出しまくっている人向けにも最適です。とはいえ個人の切手収集家で1種に4,100円も出す気はないが切手はほしいという方は、このシートは10枚×5シートに分けられるようミシン目がついているので、グループ買いするのがいいでしょう。

すでに発表されている発行計画を見ればわかるとおり、このシンプル切手は9月25日にも発売を予定しています。これは10月1日の消費税増税に伴う新額面バージョンなのでしょう。