ホルムズ海峡で危機一髪

安倍総理がイランを訪問した直後にホルムズ海峡にて日本の海運会社が運行するタンカーが攻撃されるという事件が発生し、イランの仕業と決めつける米英と、それを真っ向から否定するイランとの間で争いが勃発しています。今回の安倍総理のイラン訪問の成果については日本国内で様々な意見がありますが、すでに国際政治の現場ではそれどころではなくなっているようで、21世紀のトンキン湾事件だという声すらあります。むしろこれからどうやって当事者の日本が両者の対立を解きほぐしていくのか、これから担う役割が極めて重大になっていると感じます。

画像は2008年にイランで発行されたペルシア湾の切手で、ホルムズ海峡も描かれていますが、海岸線の形がおかしく、実際よりもさらにホルムズ海峡が狭いように見えます。