『アラブ土侯国切手の実逓使用例とその中身』リーフ画像

今月13日から15日にかけて東京・錦糸町で開催されていた『第69回 全日本切手展2019』に出品した、第4部門(オープン郵趣)『アラブ土侯国切手の実逓使用例とその中身』が無事に手元に戻ってまいりました。この全リーフの画像をネット上からご覧いただけますので、ぜひご高覧ください。

https://philatelist.jp/exhibition/20190713/

期間中にこの展示をご覧頂いた方はお気づきになられたかと思いますが、各章の冒頭にQRコードを貼り付けておりまして、スマホから読みとって表示されるアドレスにアクセスすると、その章のスキャン画像を見られるようにしておりました。先ほど紹介したのはその時のサイトです。

しかし、QRコードに気づかれない可能性があり、もし気づいたとしても実際に展示物の前でわざわざスマホを取り出してQRコード読み取りアプリを立ち上げて、すんなりアクセスしていただける方がどのくらいいるのか、全くもって不明でした。そもそも(年齢層的に)スマホをお持ちでない方がある程度はおられるだろうと。それでも、1日に数名程度はご覧いただいていたようです。ありがとうございます。

52ページ目のスキャンが失敗してしまい、上半分しかスキャンできていませんでした。その場でスキャン画像を確認できず、すぐ出品物の提出先に送ってしまったので、その旨記載してウェブに上げた次第です。このたび作品が返ってきたのでスキャンし直しの上で画像を修正公開しました。

なぜこのような仕掛けをしたのかというと、まあ遊び心もあるのですが、写真を撮影しなくても済むようにというのが今回の狙いです。写真を撮影したい展示物というのはかならずあるものでして、しかし撮影禁止だったり、禁止でなくてもスマホで撮影するのが憚られたりするわけです。そこで、サイトにアクセスしてもらえれば画像は見られますし、フレーム全体を撮影したいという場合でも、QRコードが載っていればいくぶんかは心理的にスマホを向けやすいだろう、という考えがありました。

本作品の今後の展開は未定でありますが、やはり東京から離れた場所に作品が行くことは考えにくく、せめてウェブ上から閲覧を可能にさせていただいた次第です。