第54回全国切手展<JAPEX2019>終了

第54回全国切手展<JAPEX2019>が3日間の日程を終えました。私の出品した『アラブ土侯国切手の実逓使用例とその中身』(オープン)は66点で銀賞、『現代切手』(文献)は64点で銀銅賞でした。7月の全日本切手展と比べると土侯国切手のは2点減りましたが銀賞は変わらず、現代切手は6点上がって銅賞から銀銅賞になりました。8月に出した2冊目の評判が良かったのでしょうか。

競争展に出しておきながらなんですが、点数よりも一人でも多くの方々に見ていただくのが一番の目的なので、結果にはこれで満足です。土侯国切手のは、もうこれ以上改善する気力はないので、出品はこれで一区切りです。現代切手は、3冊目を今年12月に刊行予定で、来年5月にイギリスで開催されるロンドン国際切手展に出品する予定となっています。

さてJAPEXの3日目にはステージイベントで『郵趣カンファレンス「日本国際切手展2021公開カンファレンス」』が開催されたので参加してきました。2年後の2021年に日本で国際切手展が開催されますが、それに向けて何をすべきかというのが主題で、小学生にアピールするならコロコロコミックに小さくてもいいから記事を数回に渡って載せてもらうべきだとか、今年春のスタンプショウの反省を踏まえて小型印の数を増やしてもらうべきだとか、国際切手展の記念切手は300種類くらい出してもらおうとか、まあ色々なことを発言してきました。しかし、いずれも私は本気です。

個人的にはタレントをイメージキャラクターに起用してはどうかという発言が出たとき、「嵐が2020年いっぱいで活動休止してなきゃな~、年賀状の宣伝やってもらってるんだからありえない話ではなかったろうに」と心の中で思っておりました。

まあ日本郵趣協会だけが頑張ってもなかなか結果は出ないわけで、主催や後援団体がONE TEAMで取り組んでいかなければならないでしょう。毎回そうされているとは思うのですが。

2021年は日本郵便150周年という節目の年であり、アイスランドが切手発行を終了する年でもあります。わずか2年後ですが、今とは切手を取り巻く環境がかなり変わっているかもしれません。来たるべき新しい時代に向けて、すでに我々は後戻りができない位置に立っているのです。信じるか信じないかはあなた次第です!(←二度目)