英EU離脱で英領ジブラルタルの運命やいかに?

11月末に英領ジブラルタル郵政に切手を注文して約半月後、ジブラルタル郵政よりえらく薄っぺらい郵便物が届きました。さすがに今回は切手のパンフレットだけだろうと思って開封したら案の定、そのとおり。

このように、商品発注の直後に切手パンフレットが送られてくるという経験が何度かあり、タイミングの悪い送付だと毎回思ってきたのですが、おそらく、向こうからすればタイミングの悪いときに注文してくる顧客なんでしょう。ジブラルタル郵政による仕事の精度の悪さはたまに郵趣の世界で話題になりますが、しかし国外の住所に切手一つ通販しない日本郵便とはとても比べられません。

12日の総選挙で1カ月半後のイギリスの欧州連合(EU)離脱は確実になりましたが、ジブラルタルは大変微妙な立場になりそうです(EUはジブラルタルをイギリス王領植民地と規定し、イギリスはこれに反発する立場。また、ジブラルタルは2016年のEU離脱住民投票で96%が反対)。ジブラルタル郵政の英王室切手はなかなか気に入っているのですが。

それにしても、総選挙の出口調査で保守党勝利の見通しが立った時点で為替相場が大きく変動し、対円レートも急騰しました。いやー、選挙前にポンド建ての決済さっさと終わらせといてよかった。数千円程度でも、この差は大きいですからね。