平昌2018冬季オリンピック日本代表メダリスト公式フレーム切手、発売開始

『平昌2018冬季オリンピック日本代表メダリスト公式フレーム切手』が今日から発売なので、東京中央郵便局に買いに行ってきました。

12時販売開始のところを12時15分くらいに到着したので、並んでるかなと思ったのですが、行列はせいぜい10人程度。前回のリオ五輪金メダリストフレーム切手の時も初日はこんなものでしたが、報道各社がニュースで流したことによって認知度が上がり、長蛇の行列ができるようになりました。今日も報道関係の取材が来ていたので、これがニュースで流れればまた行列が伸びるでしょう。そうなると昼休みに買いに行けなくなりますが、まぁ後日入手で良ければ通販で申し込めばよいのです。人気が出るなら良いことなのですが、結局は日本郵便のアピール不足であり、かつ情報を追いかけない収集家が想像するよりも多いということが言えると思います。

前回のリオ五輪時の話になりますが、フレーム切手の件が報道で流れ長蛇の列ができた時、私も報道の威力に改めて驚きながら並んでいたのですが、近くにいた収集家と思しき方が「ニュースで知ったから来た」と話しているのを聞いて、どこの切手を専門に収集しているのかは知らないけれど、ここに来るくらいなら日本切手に興味がおありなんだろうから、日本郵趣協会の郵趣ウィークリーか、せめて日本郵便のプレスリリースくらいチェックすればいいのにと内心思っておりました。収集家にとって情報が何より大事なのは言うまでもありません。そして使える情報というのは自分から取りに行って、自分なりに消化しないと手に入りません。まぁ自戒も込めての苦言なのですがね。

今回は切手のケースがありませんでした。これは懸命な判断でしょう。前回は窓口の内側で切手シートをひたすらケースに入れるという作業が発生し局員さんがてんてこ舞いになっていたほか、外から中身が確認できずどの選手のシートかわからないという残念な状況になっていたからです。

今回は発売する郵便局の数も増え、通販の仕組みも前回の1注文1種のみから大幅に改善されたので、その点は評価されるべきです。どうせ2020年東京大会に向けた動きなのでしょうから、色々と改善を積み重ねていってほしいものです。

ちなみに前回は全シートに初日の記念押印を行うという酔狂なことをやりましたが(実は昨年のスタンプショウに出品しています)、今回はやりません。