新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が広まる中、オンラインでの切手展の取り組みが世界中で次々に始まっています。先日はイギリスで世界初のオンライン国際郵趣イベントと銘打った『STAMPEX International Virtual Exhibition 2020』が開催され、当初は10月28日までの公開となっていましたが年内いっぱいまで延長されたようです。それだけ予想以上に反響が大きかったということなのでしょうか。世界中の郵趣家が郵趣イベントに飢えています。
さて18日よりお隣の韓国でもオンライン切手展『2020 대한민국 온라인 우표전시회』(2020大韓民国オンライン切手展)が開始しました。切手展会場はVRで作り込まれており、色々な角度から見ることができます。正直ここまでやる必要あるのかとも思いましたが韓国のお得意分野なのかもしれません。当然のことながら韓国語表記で、テキスト部分はGoogle翻訳で一応はなんとかなります。問題はリーフ画像に書かれた文章ですが、スマホから画像認識して翻訳することはできるかもしれません。この切手展は12月22日まで開催が予定されています。
東京からソウルまで飛行機で約2~3時間程度で行くことができるくらい距離的に近い隣国ですら、現地に赴くことが大変厳しい状況が続いています。2024年には韓国で国際切手展<PHILAKOREA 2024>が開催を予定されています。その頃には日本から気軽に観覧に行けるような状況になっていればよいのですが。