27日午後はお休みをいただいたのですが午前中に予定が全て吹っ飛んでしまい、何をしようかと思い悩みながら職場を後にして歩いていたところ「そうだ映画でも見に行こう」と思いつき、急遽渋谷にあるTOHOシネマズにて劇場版『鬼滅の刃』無限列車編を見てきました。ああ、以降にネタバレはないのでご安心を。いずれ見に行くつもりではいたのですが公開(10月16日)直後は大変混むだろうと思ってやめておいたのです。
しかし絶大な人気を誇る同作品、来場者特典が週替りで設定されるなどさすがリピート客の呼び込みにも抜かりがなく、これは当分の間、人は減らないだろうと思われ、むしろ新型コロナウイルス感染症の拡大状況が悪化しないうちにさっさと行っておいたほうがよいなということで観劇に至ったわけです。そこまで真面目に追いかけているわけではないのですが、基本的な設定を把握していれば十分に楽しめる作りになっています。なんと言ってもアニメの出来が素晴らしいです。
このあたりから切手の話題に持っていくことを試みてもよいのですが、フレーム切手が発売されることはすでに過去に取り上げておりますし、シンプルに列車の話。いやだって無限列車編ですからね。今回の劇場編はTVアニメの続編という形なわけですが、そこでも登場しているように無限列車というのは蒸気機関車です。そりゃまあ、あの作品の舞台は大正時代ですから。電化された列車もないわけではないですがあくまで主力は蒸気機関車、そんな時代です。史上初めて蒸気機関車が走ったのは1804年のことで、2004年には200周年を記念した切手が各国から発行されました。これはそんな切手のうち、ガーナ名義で発行されたものです。
映画は劇場で見るに限ります。見に行けるうちに見に行っておいたほうがいいのです。私は3月公開の『Fukushima 50』と『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』を、感染拡大したらまずいと思い封切られてすぐ見に行きました。その後すぐ緊急事態宣言が発令され映画館どころではなくなってしまったのは皆さん御存知の通り。27日の午後の予定がなくなったのは残念でしたが、これもまた何かの思し召しなんでしょう。