モスクワ五輪もロス五輪も

オリンピックは1964年の東京大会あたりから、切手で外貨獲得を目指す国々にとって格好のネタとなり始めます。しかし1980年のモスクワ五輪の切手ってあまり見ないな? と思ったことがあります。実際に数えたわけではないので本当かどうかわかりません。あくまで私の体感です。もし本当にそういう傾向があるなら前年のソ連によるアフガニスタン侵攻などを受けて西側諸国が軒並みボイコットを行った影響もあったのかもしれません。しかしそんな中、ギニア共和国は同大会に出場しており、ちゃんとモスクワ五輪の切手も出しています。いや同国なら出場してなくても切手だけは出しそうですが。

そして今度は東側諸国のボイコットが相次いだ1984年のロザンゼルス五輪。もちろん同大会に出演したギニア共和国はロス五輪の切手を出しました。いや同国なら出場してなくても切手だけは出しそうですが(しつこい)。そして小型シートにて奇妙な共演が見られます。ロサンゼルス五輪のマスコットキャラクターであるイーグルサムがいるのは当然として、その隣りにいるのは…モスクワ五輪のミーシャ!?