新フレーム切手シートに隠された謎

7月1日より日本郵政のオリジナル切手(フレーム切手)作成サービスに新規シートが2種追加されました。63円と84円切手を1枚ずつ収めた『2面・アイボリー・額縁』と、84円切手を30枚収めた『30面・アイボリー』です。なお切手そのものは従来のものと変わりません。

フレーム切手の新券種の追加
(日本郵便ニュースリリース、2021/6/17)
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2021/00_honsha/0617_01.html

このうち『2面・アイボリー・額縁』がいいのは、1シート300円というお手頃価格な点です。他の券種はどうしても1シート1,000円以上します。それだけ多くの切手を収めているので当然といえば当然なのですが、フレーム切手を気軽にお試しで作れる価格帯を設定したのはなかなかいい試みだと思います。

そこでこの『2面・アイボリー・額縁』を受付開始初日の7月1日に申し込んだところ、16日に届きました。

今回、複数シートを注文してみて思いがけない発見がありました。個人的に注目したのは四方のミシン目の位置です。これ、画像が小さいからわかりにくいかもしれませんが、例えば上の1枚目画像のシートって、左と下にミシン目で切り取ったあとがあるんですよ。ところがこの画像にあるシートは右と下にミシン目があります。

今回は3シートしか注文していないのでこれだけで判断するのは危険ですが、この『2面・アイボリー・額縁』は元々もっと大きなシートだったのを、どこかの時点で4分割しているんじゃないかと思っています。ちなみにこのシートを2×2の田型に並べると通常のフレーム切手シート(B5サイズ)より大きくなりますので、そう単純な話ではないのかもしれません。

ちなみにこんな封筒で送られてきました。通常のフレーム切手はレターパックプラスで送られてきますが、今回はシートが小さいせいか小さなサイズの封筒で、しかも120円切手を貼って送ってきています。今はまだ始まったばかりで送付体制が整っていないのが、いずれは料金別納になるのでしょうか?