日本郵便は現在開催中の東京オリンピックにて日本人がメダルを獲得するたびに、その表彰式の翌々日に公式フレーム切手を発売していますが、これが始まったのは2016年のリオデジャネイロ大会で、当時は金メダリスト限定でした。メダル獲得から間髪入れずに切手を発行するというのを世界で初めて実行に移したのはオーストラリアで、それは2000年のシドニー大会でのことです。オーストラリアのメダリスト切手の特徴は他に、金メダリスト限定であることと、Pスタンプ(日本でいうフレーム切手)ではないという点です。つまりスコットカタログにもちゃんと掲載され、番号が振られています。
その東京オリンピック第1号切手が本日7日、自宅に届きましたのでご紹介します。7月25日に金メダルを獲得した競泳女子4×100メートルリレーです。現時点でオーストラリアは17個の金メダルを獲得しており、いずれは17種類のシートが発行されるはずです。ちなみに価格は1シート11AUD(オーストラリア・ドル)で、日本円では900円弱です。これは1.10AUDの切手を10枚収めたシートで、日本のメダリスト公式フレーム切手のように上乗せ価格がないのも特徴です。