きょう3日で、イギリス近代郵便制度の生みの親ローランド・ヒル(1795-1879)の生誕から226年です。キリのいい数字ではありませんが、ローランド・ヒル卿が描かれた切手をご紹介しようと思います。
これは1990年にタンザニアより発行された、切手発行150周年、並びに同年に開催されたロンドン国際切手展を記念した切手で、切手部分の左側にローランド・ヒルが描かれています。しかしこのヒル卿はずいぶん若いように見えます。我々がよく見る肖像画は老年期のものが多いので新鮮ですね。これは19世紀半ばの肖像とのことですが、時期がざっくりしすぎです。1795年生まれなので40代の頃の姿と推定しますが。