前澤友作ZOZOTOWN前社長らを乗せたロシアの有人宇宙ロケット『ソユーズ』MS-20が打ち上げに成功し、日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在するという大ミッションが始まった12月8日、東京中央郵便局でも未来に向けた大きな進歩が…!
今年7月下旬より設置されているセルフ証紙発行機が…!
なんとキャッシュレス決済に対応しました!
モニターの右側にクレジットカードの非接触決済を行うための読み取り機械が追加されたのです。またしても事前予告なし! この年末のクソ忙しい時期によくぞ敢行したものです。いやむしろ人が増えるからキャッシュレス対応を間に合わせたのか?
まあとにかく使ってみるとですね、画面も少々変更されているのです。速達の有無を選ぶボタンとか。
そして決済画面、なんとクレカしか使えません。現金は使用不可です。昨日までは現金しか使えなかったのに、極端だなおい。
まあとにかくクレカしか選べないのでボタンを押していって、最終的には右側の読み取り機械にカードをタッチするわけです。実はそこが重要で、非接触決済しかサポートしていないので、カードを溝に差し込んでサッと上から下に滑らせて磁気部分を読み取らせようとしても、カードを下に差し込んでもダメなのです。まあクレカの非接触決済も最近は増えてきたけどね。
しかしこの機械、決済画面まで来てしまうともう途中で操作をやめて最初の画面には戻るということができないので、仮にクレカを持っていない人がこれ使っちゃうと詰んでしまい、局員を呼ぶしかなくなります。これ、画面遷移の致命的なミスだと思うんだけどなあ。しかも郵便局のネットショップと同様、JCBが使えません。VISAかマスターカードのみ。手数料高いのはわかるけどJCBに対応しないのはありえないでしょ日本郵便さん…。
実は機械の後ろ側にスーツ姿の集団が数名いて、利用者にアドバイスをしていたので、おそらく彼らは発行機を作った当人なのでしょう。実は私も初回は軽くパニクったので教えてもらいました。でも2回目はもう大丈夫でしたけどね。
今回はクレカしか使えませんでしたが、決済を選ぶ画面をよく見ると将来的にはQRコード決済にも対応しそうな雰囲気なのは良いですね。というか以前から思ってたんですけど、日本郵政グループの中でゆうちょPayの存在感って薄すぎません?
なお発行機から出てくるメータースタンプそのものに変更はありませんでした。8日がクレカ決済、7日が現金決済によるものです。