李登輝元総統の追悼切手

15日は中華民国(以降、台湾)の李登輝元総統の生誕99周年にあたる日でした。来年は生誕100周年にあたり、台湾では政治的な意図も絡んで、色々とイベントが開催されるのでしょう。

さて、李登輝元総統が亡くなられたのは2020年7月30日。一周忌にあたる昨年(2021年)7月30日には台湾より追悼切手が発行されています。それがこちらで、イヤーセットからの1ページです。

興味深いのが名前表記です。『李前総統登輝先生』というのはパッと見では正直ゴチャゴチャしているように感じます。『先生』は日本語で『○○さん』とう意味だそうですが、『李前総統登輝』は日本の感覚では『李登輝前総統』でしょうし、そもそも現職の蔡英文総統より3人前の総統なので、『李登輝元総統』というのが日本語での感覚です(なので、この記事でも最初から元総統と書いています)。同じ漢字文化圏でも、やはり言語が違うと使い方も違います。